突発4コマ『もんきぃくん』

このブログの親サイトである【無限架橋】のトップページで、4コマ漫画『もんきぃくん』を公開した。rlmdi.の新刊『太陽系政庁破壊計画』ともども、ハンドブック2収録の2000話「それ」とあわせてお楽しみいただきたい(笑)

「もんきぃくん」
問題の4コマ

モンキー(Monkey):
1900話代から登場するオクストーン人。テラ連盟サーヴィス所属のエージェント。過去の事故で両目をうしない、スーパー・アトロニトタル合金製の義眼(カメラ・アイ)をつけている。無口なこともあり、極度に感情表現に乏しい。なお、モンキーはコードネームで、本名を名乗ることはけっしてない。
当初、ダ・グラウシュ銀河で難破したローダンが、おなじく漂着したアラシャン地区にたどりついて船と乗員の補充をもとめたのに対し、TLD局長ド・モレオンが提供した人員のひとりであった。噂では、暗殺を任務とするTLDの「第零課」に所属していたとされ、感情を表に出さないのと相まって、仲間たちにも「人殺し野郎」と敬遠されがちだった。
わりと民間人あがりの多いローダン・チームの面々のなかで、戦闘を難なくこなす貴重な人材。しかも、実はお目付役として派遣されながらローダンに心酔してしまったようで、後々までトレゴン創設をめぐるテラナーの戦いを支え続ける。
トレゴン創設がはたされた後、〈それ〉の使者ロト・ケレーテによって内密に(半強制的に)細胞活性装置をさずけれられ、相対的不死者に。ローダンによるキャメロットの解散をうけて、ホーマー・アダムズとともに新USOを設立、その司令におさまった。実はけっこうな理想家、情熱家のようだ。
新USO司令としては、トラドム帝国の征服士トラー・ローグとの一騎打ちとか、シェーデレーアとただふたり〈最初のトレゴン〉を放浪したり、およそトップらしからぬ行動が目立つ。超人的パワーばかりクローズアップされるのはオクストーン人の宿命か。また、最近(星海サイクル)だと、新USOがらみの話はマイクル・ローダンが矢面に立つことが多いため、めっきり影がうすい。

■Perrypedia: Monkey

銀本88巻『時知らざる者』

ハードカヴァー版(通称・銀本)の88巻『時知らざる者(Der Zeitlose)』が出版された。収録される内容は、以下のヘフト7話を再編集したもの。

746. 時知らざる者 (フォルツ)
752. 対決 (フランシス)
753. 宇宙の戦略家 (ヴルチェク)
754. ロルフトの幕間劇 (エーヴェルス)
757. 無人世界 (フォルツ)
758. テラの孤独な人々(フォルツ)
759. 氷の荒野・アラスカ (マール)

ストーリーは、ローダンが持ち帰った公会議圧制からの解放計画にまつわる混乱を扱う銀河系編と、《ソル》から消息を絶ったアラスカ・シェーデレーアがたどる数奇な運命とに分かれている。
表題にもなった『時知らざる者』は、大群から入手された殲滅スーツの本来の所有者たる存在のことで、カピン片のせいで他の人間と「ちがう」ものになってしまったアラスカと、数百万年にわたり同胞のもとへの帰還を禁じられた不死の存在という、孤独なもの同士の出会いが招いたさらなる悲劇を描く、いまも熱烈なファンの多いフォルツの作品中でも屈指の一品。昨年、ゴールド・エディションという豪華愛蔵版の出版にあたってHJB出版がおこなった「ローダン・オールタイム・ベスト」の読者投票でも、上記746話が11位、続編にあたる757話が12位にランクされている。

■公式Shop:Silberbände 88 Der Zeitlose
■HJB News: Perry Rhodan Die besten Romane (リンク切れ)

新刊:お詫びと訂正

先日この場で告知したrlmdi.新刊『テラニア市街遊覧――太陽系政庁破壊計画』だが、すでにお申込いただいた方にはマガンからご連絡さしあげたように、送料が変更になっている。以下、返信メールから抜粋:

代金は……
本体300円+送料130円になります。
~~~~~~
送料をケチるため封筒を寸詰めにして送ってみますので……
もし、本の破損が著しい等の場合は、ご連絡ください。
送りなおすなど、検討します。

さらに別件だが、刷り上がったいまさら、情けない誤植を発見してしまった。わたしのIME教育のミスであるが、本文中すべて、

× 新銀河歴 → ○ 新銀河暦

と、脳内変換してお読みいただきたい。謹んでお詫び申しあげる次第。

『政庁破壊計画』頒布開始

次回配本の予告をしてから1ヵ月以上経過してしまったが、ようやく頒布のメドがたったのでお伝えする。

『テラニア市街遊覧――太陽系政庁破壊計画』
著:ウーヴェ・アントン 挿画:レックス
訳:西塔玲司 編集・印刷・製本:マガン
発行:ローダン研究会mdi
A5判 20ページ 表紙2色刷
巻中付録「テラニア市街」
画:スヴェン・パーペンブロック
A4見開き 4色刷
頒布価格:300円 (郵送時別途送料180円)

マガンからの連絡では、総部数200部の製本が、そろそろ終わりそうだとのこと(笑)
なお、お問い合せは右記リンク、rlmdiの支配者主宰者マガンまで。わたし宛ご連絡いただいても、見本の1部しかないため対応いたしかねるので、あしからず。

■「太陽系政庁破壊計画」プレビュー (現状、リンク切れ)

ゲルマニアのドルスス

いまさらとりたてて紹介するような本でもない。「ローマ人の物語」(著:塩野七生)である。ベストセラー常連だ。
この8~10月に、文庫化第二期として『IV ユリウス・カエサル-ルビコン以前』『V ユリウス・カエサル-ルビコン以後』『VI パクス・ロマーナ』が順次刊行された(いずれも三分冊、新潮文庫)。収納スペースの関係でハードカバーは実家に送ってしまったというのに、ついまた買ってしまうのだった。

なぜ、ここで取りあげたかというと、上記『パクス・ロマーナ』に、太陽系艦隊初期の旗艦《ドルスス》の由来と思われる、ドゥルーススが登場するからだ。
初期ウニヴェルズム級超弩級戦艦は、歴史上の偉人(一部仮想のもの含む)の名を冠されており、《ドルスス》の元になった人物については、松谷先生が29巻『姿なき敵』のあとがきで言及しておられる。残念ながら、本が手元にないので、ふたり挙げられた候補の詳細は引用できない。夭折したドゥルーススは、第二候補だったように思うが……。
『パクス・ロマーナ』は、暗殺されたカエサルの後継者オクタヴィアヌス(アウグストゥス)が、事実上の帝政を軌道に乗せて世を去るまでを記したもので、その中でドゥルーススはオクタヴィアヌスの妻の連れ子のひとりとして、帝政ローマの第一人者を補佐することになる。
本書では、ドゥルーススが兄ティベリウスとともにゲルマニア戦線で勇名をはせる様子が詳述されており、なんとなく、シェールは好きそうかなあと思ったりするのだった。

ま、ローダンネタはさておいても、おもしろい本なので、興味がある方はお近くの本屋まで。いまならたいていの書店で平積みになっているはずだ。

305巻『〈星の時〉作戦』刊行

ハヤカワ版305巻、刊行……というか、実際には10日ごろには入手していた。著者は前半「〈星の時〉作戦」がエーヴェルス、後半「テラへの巡礼」がヴルチェク。訳者はフリューゲルの田中栄一氏である。

前巻からひきつづきPAD編。病根は依然つかめぬまま、状況は悪化の一途をたどる。
「レムリア系テラナー」という用語は、もっと反撥を買いそうな気もするのだが……たいそうな作戦名で陰謀をたくらんだスプリンガー/アラス/アコン/アンティ連合軍諸氏も、明記はされていなかったようだが、たぶんPADにやられているので、そこまで頭がまわらなかったのかもしれない。

今回の見どころといえば、やっぱりストレスためこみすぎのローダン親子だろうか。ヴェルサイユにいらっしゃい状態なロワは実はアコンの策略によるというオチがついた(後半では一応マジメだし)。しかし、ローダン家がドイツ系アメリカ人というのは既訳部分で言及があったか記憶にないが、バイエルンの風景を見て「帰りたい……」とアンニュイなローダンには、アトランでなくともため息が出ようというものだ。
#余談だが、Oberbayernは一般的に「オーバーバイエルン」ではないかと……。

次巻、アトランを殴り倒してドイツへ飛んだローダンを待つ運命とは!?(嘘

ペリー・ローダン、宇宙へ

この春、ISS(国際宇宙ステーション)の滞在クルー交代のため打ちあげられたソユーズ。その際、短期研究ミッションのためESA(欧州宇宙機関)所属の宇宙飛行士アンドレ・カイパース氏も搭乗、ISSに8日間滞在した後、4月30日に無事帰投した。
カイパース宇宙飛行士は、オランダのアムステルダム生まれ、45歳(ミッション時)の医学博士。今回が初飛行だったそうだが……。

オランダといえば風車もといチューリップもとい、ペリー・ローダン蘭語版である(爆)
カイパース氏、33年前におばあちゃんに買ってもらったローダンを読んで宇宙飛行士を志したとか。少年の日の夢をみごとにかなえたわけだが、その発端ともいえるローダン・ヘフトを、このたびのミッションに持参したらしい。ついに、われらがペリー・ローダンも衛星軌道まで進出したのである。
#で……月着陸はまだ?(笑)

■公式News:Mit PERRY RHODAN ins All (リンク切れ)
■ESA: Delta Misson (カイパース氏のプロフィールもある)