草案作家(チーム)交代

10月30日付けの公式サイトによると、2700話からローダン・ヘフトの草案作家が交代するとのこと。

新草案チームは、クリスティアン・モンティロンとヴィム・ファンデマーン。

現草案担当のウーヴェ・アントンは、別に脱退とか、健康を害したというわけではない様子。「もっと自分の担当話に集中したい」との談話が掲載されている。
ぶっちゃけ、ストーリー不評による更迭とみて、そんなに間違いないと思われる。
個人的に、アントンはへぼ草案なんか書いてるより、もっと山場の担当を増やしてほしいと思っていたので、その点は願ったりかなったり、なのだが。

モンティロンとファンデマーン両名は、最近のヘフト及びローダン・ネオにおいて、たぶん今いちばん人気のある作家たちである。
過去に、ミハエル・マルクス・ターナーと3人で草案・執筆を担当したハイネ・ペーパーバック版『赤い宇宙の帝国』みたいな好評を博した例も存在する。

でもなあ……アレたしかにおもしろかったけど……しっちゃかめっちゃかなストーリーと、まるで回収してない伏線てんこもりだったんだよなぁ……。
だいじょうぶかなぁ……?

ファンタスティーク大賞2012受賞作発表

dinfoでもすでに報じていることだし、いまさら感が半端ないのだが、やはり一応。
10月13日付けで、ファンタスティーク大賞2012の受賞作が発表された。
(ノミネート時の記事はこちら
同日の、フランクフルト書籍見本市にて開催されたブーフメッセ・コンにて発表。詳細等はノミネート記事を参照いただきたい。

長編部門 Bester deutschsprachiger Roman:

  1. Markus Heitz / Vernichtender Hass / 破滅もたらす憎悪――アルバの伝説 2
  2. Kai Meyer / Arkadien fällt / アルカディア崩壊
  3. Andreas Eschbach / Herr aller Dinge / 森羅万象の王
  4. Bernd Perplies / Gegen die Zeit / 時間との競争
  5. Gesa Schwartz / Nephilim / ネフィリム

短編部門 Beste deutschsprachige Kurzgeschichte:

  1. Nina Horvath / Die Duftorgel / 芳香オルガン
  2. Uwe Post / Träumen Bossgegner von nackten Elfen? / ボスキャラどもは裸エルフの夢を見るか?
  3. Armin Rößler / Das Versprechen / 約束
  4. Karla Schmidt / Auf dem Wind. Allein / ただひとり。風に乗り。
  5. Eddie M. Angerhuber / Die darbenden Schatten / 餓える影
  6. Karsten Kruschel / Violets Verlies / ヴァイオレットの地下牢

海外作品部門 Bester internationaler Roman:

  1. Patrick Rothfuss / Die Furcht des Weisen 1 / The Wise Man’s Fear / 賢者の怖れ
  2. Ransom Riggs / Die Insel der besonderen Kinder / Miss Peregrine’s Home for Peculiar Children / ミス・ペレグリンの特異児童院
  3. Brandon Sanderson / Der Weg der Könige / The Way of Kings / 王の道
  4. Iain Banks / Krieg der Seelen / Surface Detail / サーフィス・ディテール
  5. Carlos Ruiz Zafón / Marina / マリナ

■新人部門 Bestes deutschsprachiges Romandebüt:

  1. Kerstin Pflieger / Die Alchemie der Unsterblichkeit / 不死の錬金術
  2. Thomas Elbel / Asylon / アシュロン
  3. Andreas Gross & Hans-Peter Schultes / Im Schatten des Blutmondes / 血の月影
  4. Thilo Corzilius / Ravinia / ラヴィニア
  5. Janika Nowak / Das Lied der Banshee / バンシーの唄

フタを開けてみれば、やっぱりハイツの連覇という結果に終わった。まあ、題材的に日本でウケるかどうかはわからないのだが、そろそろ紹介されてもいいんじゃないかと思うんだけどな、ハイツ……。
たぶん、関連書籍の一部は、近々に手に入るはず。でも、内容紹介は、できるかな、どうかな。

2019/06/19追記:
実は2008年にハイツの出世作 Die Zwerge が怒矮夫風雲録 闇の覇者』として邦訳刊行済みであった……orz