NEO情報&近況

3月中旬から5月アタマにかけてイロイロと頑張りすぎた(笑)せいか、体調を崩して無理がきかず、アレコレ放置するという、毎度の状態になってしまった。まあ、そのへんはまた気がむいたらやるかもしれないし、やらないかもしれない。

5月下旬あたりになって、ようやくどうにか復調したところでナニをやっていたかというと……ローダンNEOのネタ作りというか。
元々あまりNEO関連には乗り気でなかったマガンに、各種タイトル・リストやら、ネタバレ掲示板から拾ってきたネタやらをいきなり送りつけるとゆー、最近どこかで反省したような所業をおこなっていたわけで。
そのあたりの成果――成果か?w――を押しつけられたマガンの労作は、rlmdi.のサイトで確認できる。

■rlmdi.:ペリー・ローダン・ネオ (NEO)――ストーリー (リンク切れ)

NEOの内容に関しては、Perrypediaでもアクティヴな編集者は少ないようで、かなり断片的である。
うちのブログも、序盤はともかく、継続して話を追いかけてきたわけでもない。全体の流れを概略したものは、少なくとも本邦では、これが最初となる(はずだ)。
※以下、重度のネタバレにつき、先を楽しみにしたい方はご注意。

◇ まあ上記リンク読んでからなら、ネタバレとゆーほどでもないか……。

ただ、改めて思ったのは、NEOは、ヘフトでお馴染みの名称を用いた全く別物であるということ。
とある巻でクレストを誘拐するのが、ゴラト、リスツォク、ツェルフトの3ウニト人であるとか、変なところを再現したりするわりに、肝心の主要キャラクターが、なんというか、別モンなのだ。
いくつか例を挙げてみると:

ヘフト版では年齢1400万歳の超知性体〈それ〉は、NEOではわずか8万歳である。
#わずか、っつーかなんつーかw

ヘフト版で“人類の友”であったアルコン人クレストは、(外的要因はあるのだが)クーデターを起こしてアルコン皇帝となり、人類の敵として死ぬ。

アルコン人アトランは、細胞活性装置を得て不死であり、ほぼ1万年を地球で過ごした(はずだ)が、ローダンたちの知らないうちに地球を脱出して、なんと惑星トプシドでエリック・マノリの前に初登場。望郷の念とかないのか、アルコン艦隊を蹴散らして、何食わぬ顔でローダンたちと行動していたが、最新刊あたりだと敵にまわっている。
#たぶん、ローダンがアンドロメダに着いたら、ミロナさんとイチャついている(ぁ

ヘフト版では幼女趣味を疑われたブリーは、NEOでは美人の護衛さんといい仲になって、最新刊あたりでは既婚者である(笑)

……まあ最後のはいいとして。
現在の草案作家リュディガー・シェーファーは長年にわたるヘフト版のファンであり、過去、読者とのコンタクトページでもよく名前を見かけた人物である。ローダン愛()がないはずはないのだが、彼らのアタマの中でも、もはやヘフト版とNEOはまったくの別モノなのだろう。
つーか、いかに別モノにして旧来の読者を驚かすか、だったりしないだろうな(汗)

かつてのヘフト版は、ハイティーンから20代の読者が中心だったそうだ。最近のクラウス・フリック(ローダン編集部編集長)のインタヴューによると、現在の読者は40代から60代がメインらしい。まあ、SFファンの平均年齢は毎年1歳上がるとゆー俗説もあるそうだし……仕方がないことではあろう。
その一方で、キオスクでの流通が主だったヘフト版とは異なり、電子書籍版が主力というローダンNEOは、より若い世代に訴求する作品なのかもしれない。

しかし、ヘフト版は50年という長い時間をかけてその宇宙観を積み上げてきた。
NEOはそれを一朝一夕に築こうとして、なんだかチープになっている気がしてならない。

NEO第3期はいよいよあの“島”へ

早川のサイトでイメージイラストが公開されたりして、ごやてん跡地にもNEOで検索してやってくる方が増えている昨今。やや【亀】マークの付きそうなネタであるが、本国ドイツでのNEO第3期についての告知をば。

NEO第1期(1-100巻)はフランク・ボルシュ草案、同第2期(101-150巻)はM・H・ブーフホルツとリュディガー・シェーファー草案。先ごろ亡くなったブーフホルツの後を受けて、ライナー・ショルム(Rainer Schorm)がシェーファーと新草案コンビを組むことになった。
1965年生まれというから、わたしと同い年なのだが、すでに10歳前後にはUTOPIA叢書のキャプテン・フューチャーの翻訳などをむさぼるように読んでいたというから、SF者としてのキャリアは明らかにあちらに軍配があがる(笑)
作家であり、グラフィック・デザイナーであるショルムだが、ビブリオグラフィーを見ると、ケルター社の女性向けサスペンス・シリーズ〈ガス灯(Gaslicht)〉やホラー・シリーズ〈鬼火(Irrlicht〉を主に手がけていたみたい。
ローダンNEOには70巻『ナート人の蜂起』からの参加で、以後およそ2割程度を執筆している。

そして、新草案コンビの構想による最初のシュタッフェルは〈第二の島(Die zweite Insel)〉……第一期人類であるリドゥーリの言語でアンドルミダ、ないし“第二の島”と呼ばれる島宇宙とは、すなわちアンドロメダである。
アルコン帝国を事実上支配していた〈摂政〉の正体が島の王レグナル・オルトンであったことは、過去の紹介記事でも書いたとおりだが、ようやくその伏線が回収される日がやってきたことになる。

NEO第2期のシュタッフェル(ヘフト版のサイクルに該当):
10. Die Methans / メタンズ (101-110巻)
11. Die Posbis / ポスビ (111-120巻)
12. Arkons Ende / アルコンの最期 (121-130巻)
13. Meister der Sonne / 太陽の支配者 (131-140巻)
14. METEORA / 〈メテオラ〉 (141-149巻)

150巻は形としてはメテオラ・シュタッフェルに属するが、草案作家シェーファーによるそのタイトルは『アンドロメダへの跳躍(Sprung nach Andromeda)』である。

メテオラ編は、〈それ〉によって射手座矮小楕円銀河へと誘拐されたローダン、アトラン、NEOオリジナルキャラであるテュイレ・シタレーの3人が、正体不明の〈メテオラ〉を探してグラドの巡礼と旅をするまったり展開みたいなのだが、どのへんで事態が急転直下するのだろうか(笑)

余談だが、24巻『永遠の世界』で〈それ〉から細胞活性装置を与えられながら、それを拒んだローダン(クレストに譲った)だが、アトランやシタレーら不死者たちとの交流を経て、ついに活性装置を身につけることを決意する……らしい(145巻)。
NEO宇宙では、細胞シャワーも活性装置も、第一期人類であるリドゥーリが開発したもので、彼らの許可を得て細胞シャワーを利用できるみたい。

■公式News:In PERRY RHODAN NEO startet »Die zweite Insel«
■公式News:PERRY RHODAN NEO zum Staffelwechsel
■Perrypedia:Rainer Schorm

訃報:ミハエル・H・ブーフホルツ

ミハエル・H・ブーフホルツ (Michael H. Buchholz)
1957.03.12 – 2017.03.06

公式サイトによると、ローダンNEOの草案チームのひとりミハエル・H・ブーフホルツが、3月6日、闘病生活の末、死去したとのこと。享年59歳。

ハノーヴァー生まれのブーフホルツがSFと出会ったのは10歳の頃。当時、本放送が始まったばかりのドイツ初のSFTVシリーズ『宇宙パトロール(宇宙船オライオン)』に夢中になったらしい。そして、これをノヴェライズしたハンス・クナイフェルがローダン作家であったあたりから、シリーズとの縁が(やや遠回りして)つながったみたい。

90年代にはリュディガー・シェーファーらと共にアトランのファンシリーズ(全23話)を執筆。ATLANヘフト完結(打切)に我慢ならず、“その後”のアトランの物語を自らひねり出したわけである。フェネルゾーン銀河を舞台に、コスモクラートが脅威とみなす謎の《ゴーア》をめぐる冒険は、後に書籍化もされている。
その後は、自己啓発本を書いたり、故郷ハノーヴァーに創設した団体でセミナーを開いたりしていたようだ。

2004年にATLANミニシリーズ〈オブシディアン〉で第11話を、翌年〈ダークスター〉で第7話を担当。2007年にはポケットブック版ATLANのルデュン三部作完結編『8日間の永遠(Acht Tage Ewigkeit)』を執筆している。
そして、若干の期間をおいて、2015年の89巻『豹のチャト(Tschato, der Panther)』からローダンNEOの作家チームの一員となり、2割程度を担当しつつ、101巻からは僚友シェーファーと共に草案作家を務めていた(NEO第2期、と呼称される)。

ぶっちゃけ、前任ボルシュが“やりすぎ”て事実上解任された後を両名はうまくひきしめ、立て直した感がある。ただし、別記事のコメント欄でも書いたが、現在のNEOは、ローダンの登場人物とガジェットを用いたまったく別の物語となっている。そのへんは賛否両論あるだろうが、ともあれ新サイクル〈メテオラ〉がはじまった(かつ、日本での翻訳プランが公表された)ばかりのところで、NEOは重要な舵取りを失った。今後どのような対応が取られるか、心配なものだ。

■公式サイト:Michael H. Buchholz ist verstorben
■公式サイト:Michael H. Buchholz
■Wikipedia:Michael H. Buchholz

NEO:そんな摂政な(

仕切り直しとはもはや名ばかり、まるっきり違うお話になりつつある……というか、すでになっているローダンNEO。
ともあれ、73巻『天上界』から、第8部〈保護領・地球(Protektorat Erde)〉が開始されている。保護領……? そう、地球替玉作戦どころか、座標抹消・摂政転覆大失敗で、地球はアルコン占領下に置かれているのだった(爆)

過去のNEOに関する記事:
新・宇宙英雄ローダン
ローダンNEO、第4部刊行発表
ローダンNEO、Webサイト独立(& NEOのStaffel)

さて、前回の記事で、第5部あたりまでちょろっと触れたので、以下はそこから第7部「エペトラン」終盤まで。あくまでざっくりとだが。

――アルコン星系へ潜入したローダン、アトランたち一行は、クレストの示唆にしたがって、エペトラン=アーカイヴの監視者を探すとともに、現在大帝国を支配する〈摂政〉とその腹心セルグ・ダ・テフロンを排除する手段を探し求める。
メハンドール(旧ローダンにおけるスプリンガー)やナート人の一部に、すでに味方をつくっているローダンたちは、失踪した皇帝オルカスト22世の行方をたどるゴノツァル家当主やらアーカイブの番人やらの協力を得て、エペトラン=アーカイヴが無数のアルコン人の脳にデータを分散したものであること、そしてテラ座標を宿す12人の所在をつかむ。ひとりずつ、消去されていくアーカイヴのデータ……残すところ、あと1人。

また一方、現政権転覆の運動をひそかに進めるアトランは、摂政がヘラク・ダ・マスガルという艦隊将校の名を騙っていたこと――ツァリトでの軍事作戦中になにものかと入れ替わったと思われる――、2022年の実権掌握にあたり皇帝オルカストを謀殺した可能性が大きいこと、そもそもアルコン人であるかも疑わしいことなどを交渉材料に、艦隊の女司令長官から助太刀の言質を取り付けることに成功(最後はダゴルの決闘で殴りたおした)。蜂起は翌日に迫っていた。

だが、そこで思わぬ事態が発生する。“第4のアルコン惑星”――〈天上界〉から、コバルトブルーの転子状船が飛来し、摂政を半球惑星へと招聘したのだ。すなわちそれは、摂政が皇帝に登極することを意味した。
転子状船に密航する形で半球惑星――ワンダラーの同類――を訪れ、6000年前、暗黒惑星〈天上界〉発見にともなう現在の皇帝認証システムが構築された事実を知ったローダンだが、摂政の登極を阻む手段はなかった。あやういところを駆けつけたレジナルド・ブルの艦に救われ、アルコン星系を離脱するしかなかった……。

と、まあ、アトランとかタラモンとかイシー・マツとかアルコンに置き去りなわけだが……。このへんの話が、実は73巻。シュタッフェルの境界踏み越えちゃってらぁね(笑)
そして摂政はマスガル1世として即位するわけだが。アレ? たしか摂政(とセルグ)に相当恨みを買ってるから、地球の銀河ポジションがバレたら、懲罰艦隊が駆けつけて、テラは宇宙のもくずと消えうせてしまうんじゃなかったのか?

うん……
それが両名ともに74巻『世界のはざまで』で爆死しちゃってるんだよね(をひ

一応、そのためにアトランが手配した細胞活性装置が、皇帝とセルグの仲違い勃発! なところで、華麗に所期の目的を達成した、といえば聞こえはいいんだけど……。
代わって玉座についたのは、クルチザンヌとして登場していた、セルグの愛人でもあったテタさん。本名ジェタル・ダ・エムトン。セルグら2名が目の前で爆死したせいで、皇位正統を保障するアレコレが手元に転がりこんできた、いわばタナボタ女帝エムトン5世誕生である。
その後、舞台が地球へ跳んでしまったので、新政権がテラに友好的なのか、はたまたそうでないのかは、まだいまいちわかんないのだった。進駐軍も、下っ端種族がメインみたいだし。
なにはともあれ、ひとつの環は閉じた……というか。

〈それ〉に恨みを抱くカリブソが派遣した人形が、ペリー少年をナンパしようとしたとか、アストロノーツへの道に進むのを邪魔しようとしたとか。これに対抗して人間の皮をかぶったカルフェシュがペリー少年(の貞操を)を護りつづけたとか。
アルコン建国伝説の12英雄を名乗るロボットが現存していてローダンたちの反帝国運動を応援していた(笑)とか。

惑星トラムプが破壊されたときに難民になったイルト族が〈天上界〉でひっそり暮らしていたとか。エペトランの息子(往時の記憶は消去済み)と仲良くやっていたとか。

変なネタは、いっぱいあったようだが。
きわめつけは、やっぱこれだろうね。
摂政(エペトランの息子に対して):

「わたしはアルコン人ではない! 島の王レグナル=オルトンだ!!」

どーすんのこれw エペ息子も死んじゃったし。読者しか知らない真相www

ローダンNEO、Webサイト独立(& NEOのStaffel)

1月9日付け公式サイトで告知されたように、ペリー・ローダンNEOシリーズ独自のWebサイトが立ち上げられた。
「すでに PERRY RHODAN NEO は“独自の宇宙”なのです」とは公式の弁。いまさらとか言われつつ、ローダン編集部のFacebookもスタートしたようだし、Webでいろいろやる方向は変わらないのかな。

なんかメニューがタッチパネルっぽいのは、Win8の影響だろうか(笑)
ともあれ、少し触ってみたが、ヘフト版本編でのサイクルに該当する Staffel の説明が見あたらないので、ここで簡単にまとめておこう。

1. Staffel (01-08): ヴィジョン・テラニア / Vision Terrania
2. Staffel (09-16): ヴェガ遠征 / Expedition Wega
3. Staffel (16-24): 銀河の謎 / Das galaktische Rätsel
4. Staffel (25-36): アルコンへの進出 / Vorstoß nach Arkon
5. Staffel (37-48): 大帝国 / Das Große Imperium
6. Staffel (49-60): アルコン / Arkon
7. Staffel (61-??): エペトラン / Epetran

第1部は、月面に不時着したアルコン船とコンタクトしたローダンによるテラ連盟創設までと、アメリカのミュータント部隊(!)を率いるクリフォード・モンタニーとの闘い。

第2部は、ローダンたちのヴェガ遠征と、最終的なフェロン人、トプシダーとの同盟締結。その一方でまだ名目上統一されたばかりのテラにはファンタン人が現われ、騒動を引き起こす。すでにこの時点で、ロボットのリコが海底ドームから現われたり、当時の植民地の“司令官”の謎めいた行動の記録とかがボロボロ出てくる。あと、《スターダストII》は奪取できず、海底からサルベージされた《トソマ》が大活躍(ぁ

第3部は、ご存知ワンダラーを探す旅……で、フェロルの過去へ迷い込んだり、惑星トラムプ危機一髪(オルグ登場w)だったりするのだが。カルフェシュとかコバルトブルーの転子状船とかまで出てきていいんかね、これ……。なお、この時点では、ローダンは永遠の生命を拒絶したり。

第4部は、アルコン訪問を企てるローダンがメハンドール(旧スプリンガー)との紛争に、転送機の事故で惑星トプシドに島流しになったエリック・マノリは独裁者への叛乱に、それぞれまきこまれ、地球でも旧中国諜報部の陰謀が進行中。なにせ作中時間、まだ1年経ってないので(笑)、テラ連盟、内実はバラバラである。
ティフとミリーとか、惑星スノウマンとか惑星ゴルとか、基本設定は旧ヘフトのスプリンガー編。しかし、以後実質的にローダンたちの対立者となる〈摂政の手〉ことセルグ・ダ・テフロンと、クライマックスには満を持してあのアルコン人も登場!

そして第5部以降だが、ストーリーは継続したもので、第4部でナート人部隊を寝返らせたり、新造艦《ヴィースト・アーク》をかっぱらったりして、正体不明の〈摂政〉の恨みを買ったローダンが、アルコンに唯一残存するソル星系座標を、謎の〈エペトラン・アーカイヴ〉から抹消するためにアルコン潜入を図る……というもの(正直、データは拡散するという意識の欠如が、旧ヘフトにおけるトプシド昇天作戦からまるっきり進歩してないと思うのだが)。
数十年前に大帝国の全権を掌握したという摂政(Regent)、当初は旧ヘフト同様に巨大ポジトロニクス・ロボット摂政(Robotregent)かと思っていたら、ローダンたちが誘拐に失敗したり、アルコン水晶宮・皇帝寝所に潜入したローダンたちをひそかに待ち受けていたり、少なくともヒューマノイドの外観はそなえているようだ。実はエペトランと同一人物だったりせんだろうな……。
で、依然として、作中時間では1年ちょっとなのである。大丈夫かw

■NEO公式サイト:PERRY RHODAN NEO (リンク切れ)
■公式NEWS:Eigenständiger Bereich für PERRY RHODAN NEO
2017年の改装時に公式サイトに統合されたっぽい。

ローダンNEO、第4部刊行発表

公式サイト、クラウス・フリック執筆のLogbuchによると、ペリー・ローダンNEOの第4部の準備が進行中とのこと。8月末からのスタートを予定しているというから、おそらく第3部からシームレスに、25巻が8/31刊行と思われる。

ローダンNEOは、Taschenheft形式、日本でいう新書あたりに相当する判型で出版されている。
1巻あたりの紙数も多いせいか、従来の「サイクル(Zyklus)」ではなく、8巻ごとのStaffel(段階、リレーの区間等の意味)でおおよそのテーマが区切られる。

草案作家はフランク・ボルシュだが、本国での感想スレとか見ていると、ヴィム・ファンデマーン色も相当強いみたい。
いい機会なので、以下にタイトル・リストを挙げよう。

Perry Rhodan NEO

第1部

1. Frank Borsch / Sternenstaub / スターダスト
2. Christian Montillon / Utopie Terrania / 理想郷テラニア
3. Leo Lukas / Der Teleporter / テレポーター
4. Wim Vandemaan / Ellerts Visionen / エラートのヴィジョン
5. Michael Marcus Thurner / Schule der Mutanten / ミュータント・スクール
6. Frank Borsch / Die dunklen Zwillinge / 闇の双生児
7. Arndt Ellmer / Flucht aus Terrania / テラニア脱出
8. Hubert Haensel / Die Terraner / テラナーたち

第2部

9. Frank Borsch / Rhodans Hoffnung / ローダンの希望
10. Christian Montillon / Im Licht der Vega / ヴェガの光を浴びながら
11. Michael M. Thurner / Schlacht um Ferrol / フェロル攻防戦
12. Marc A. Herren / Tod unter fremder Sonne / 異星での客死
13. Hermann Ritter / Schatten über Ferrol / フェロルを覆う影
14. Wim Vandemaan / Die Giganten von Pigell / ピゲルの巨船団
15. Bernd Perplies / Schritt in die Zukunft / 未来への一歩
16. Christian Montillon / Finale für Ferrol / フェロルのフィナーレ

第3部

17. Frank Borsch / Der Administrator / 執政官
18. Michelle Stern / Der erste Thort / 初代トルト
19. Marc A. Herren / Unter zwei Monden / ふたつの月の下で
20. Hermann Ritter / Die schwimmende Stadt / 泳行都市
21. Alexander Huiskes / Der Weltenspalter / 世界を裂くもの
22. Wim Vandemaan / Zisternen der Zeit / 時間貯水庫
23. Christian Montillon / Zuflucht Atlantis / 避難地アトランティス
24. Frank Borsch / Welt der Ewigkeit / 永遠の世界

第1部では、西暦2036年、大幅な予算削減に苦しむNASAの起死回生の一手として打ち上げられた、地球・月往還宇宙船《スターダスト》のパイロット、ペリー・ローダンが、月面でアルコン人の宇宙船《アエトロン》を発見、その超技術を借りて地球統一をめざす……と書くと、なんだ時代が変わっただけかよと言われそうだが、金星に不時着したトーラが旧アルコン植民者の基地でリコというロボットに遭遇したり、アメリカの秘密組織ホームランド・セキュリティのクリフォード・モンタニー率いるミュータントたちがローダンの前に立ちはだかる……とか、意外と盛りだくさんである(笑)
ちなみに、月面にはアームストロング基地(有人)とかあるんで、月面初着陸の栄誉は奪われてしまっている(というか、奪回されている)w >ローダン

第2部では、表面上テラ連合(Terranische Union)として地球統一の礎を築いたローダンだが、国家間の暗闘はやまない。その一方で、破壊された《アエトロン》に代わり、金星で発見された60m級搭載艇《トソマX》――《グッド・ホープ》と改名――のテスト飛行でヴェガ星系を訪れたローダンらは、ヴェガのフェロン人と、侵略してきたトプシダーの間の戦いに遭遇。そして、1万年前にテラ(ラルサフIII)のアルコン植民地を統治していた、謎の(笑)「司令官」のシュプールが……。
ローダン不在の地球では、リコの行動をめぐって、アゾレス海溝の海底ドームが発見されたり、沈没したアルコン戦艦《トソマ》が発見されたり、なにかと忙しいところへもってきて、ファンタン人ご一行様があらわれて、原住民の意向におかまいなく、物珍しいもの(ゴールデンゲート・ブリッジとかw)を片っ端から強奪しはじめる。対抗する手段のないテラナーだったが、パウンダー将軍は、《トソマ》のサルベージを計画し……。

そして現在進行中の第3部(19巻まで刊行済)では、トプシダーと平和条約を結んだ(!)ローダンが「永遠の生命の星」探索にのりだす……というか、クレストの独断専行にまきこまれる(爆)
アゾレス海底ドームの転送機に姿を消したクレスト、タチアナ・ミハロヴナと元トプシダー司令フレクト・オルン。シュプールを追ってヴェガ系にむかったローダン。両パーティとも、すったもんだのあげく、1万年前のヴェガにすっとばされて、初代トルトの惑星統一戦争に関係していく……のだが。タイトル見ると、ワンダラーの発見はともかく、あのアルコン人が今度こそ出てきやしないかとヒヤヒヤするのだった(笑)

第4部は、スプリンガー編になるのか、それともアルコンまでちょっぱやで進出するのか。
ヘフト本編の方のストーリー進行がもにょもにょしているので、NEOの方がおもしろい!という本国ファンも多いらしい。まあ、シェール御大がいないせいか、往年の“タフな”テラナーたちはいまいちいないっぽいんだけど……。ローダンあっさりトプシダーに降伏したりするし……。
第4部がおもしろそうなら、そろそろ手ェ出してみてもいいかなあ。

■公式Logbuch:Die vierte NEO-Staffel ist in Arbeit (リンク切れ)

新・宇宙英雄ローダン

ヴェルトコンにあわせた9月30日に第1巻が刊行される、ポケットヘフト(新書サイズ)の新シリーズ。そのタイトルが公式サイトで公開された。

『ペリー・ローダン=ネオ(PERRY RHODAN NEO)』だそうな。

シリーズのサブタイトルが、「新たにはじまる未来。(Die Zukunft beginnt von vorn.)」。
第1巻の著者は草案担当でもあるフランク・ボルシュ。

わかっている展開は:
西暦2036年、アメリカの宇宙飛行士ペリー・ローダンはクルーたちと共に月をめざす……。
なにそのダー●ィペア・フラッシュ(笑)
ラノベorアニメ調のイラストが欲しいところであるが、表紙担当は、現在シリーズの看板イラストレーターであるディルク・シュルツ。そこは変えないんだね……。

ともあれ、「いまならこう書く、ペリー・ローダン」プロジェクトとでも言うのか。銀本再編集でもヘフト1話「スターダスト計画」は相当手が入っているのだが、時代設定まで変更となると、はたまたいったいどうなるのか。

まさか……日本人ミュータントの発生原因が……アレだったりしないだろうな……

■公式Logbuch:Das Geheimprojekt hat einen Namen (リンク切れ)